目が離せない傾奇者

かぶき者のぼやきをつらつらと。

地下鉄サリン事件

非常にナイーブな話題であるが、今日を逃すと記事を書がない気がするので記事にしたいと思う。

 

私が生まれた翌年1995.3.20の地下鉄サリン事件が起こった。

 

今まで概要は知っていたが

詳しいと言えるほど内容を理解していなかったことや、先日知り合いとの話で地下鉄サリン事件の話になったこともあり、休日の今日地下鉄サリン事件に関する情報をひたすら集めて調べていた。

 

大きく見たのは下記。

 

▼概要をあまり把握できていない人にわかりやすく動画でまとめている。54分

https://youtu.be/_8pQ66czmes

 

▼当時の警察の無線での会話の内容を記録したテープ。当時の緊迫した様子がひしひしと伝わってくる。73分。

https://youtu.be/3r0-4vurzlE

 

法務省ページより。被害者の手記が年単位で更新されているが残された親族は一生心の傷を負って生きているんだということを改めて感じた

https://www.moj.go.jp/psia/aum-26nen.html

 

▼世界仰天ニュース2023.7.25

 Huluより視聴

https://www.ntv.co.jp/gyoten/articles/324349avmm5o2hhtcdl.html

 

▼学術的な視点からも情報収集

年表が記載されており、メディアで取り上げられていない細かなところまで載っている

https://ir.lib.shimane-u.ac.jp/files/public/0/6067/20170425010854454883/a012004005.pdf

 

こんなに1日の時間をオウム真理教について学んだのは、最初で最後になると思う。

 

上記引用リンクから、感じたことはいくつかある

 

・まず警察の方々が危険を顧みながら迅速に対応している姿が勇敢だった。

 そして、サリンと気づくまで異臭、爆発物と流れており、正直同じ車両に居合わせていたら自分なら絶対にわからなかった。

 

・ご遺族の方の手記を毎年確認したいと感じた。毎年思い出すことで自分にもできることがないか?を考えたいと感じた。

 

その他、自分が気になったのはオウム真理教についてだった。なぜあんなにも凶悪な事件を起こすにいたったのか?

組織はどのようにして作られたのか?

幹部たちが考えていたことはなんだったのか。

阿含宗教、ヨーガ実修、タントリズムチベット密教

 ここらへんが麻原死刑囚の原点だったらしい。目が悪かったというところもここらへんを修得する経緯につながったのではないのだろうか。

 

また、サリンを実際に作った研究員についての心情は既出の世界仰天ニュースの映像が細部まで表現されていた。

麻原死刑囚だけではなく周りにもいろんな想い、行動、言動を持って地下鉄サリン事件につながっていたと言える。

 

それにしても血のイニシエーションや熱湯風呂15分、蜂の巣ベッドなど、いろいろと常軌を逸する内容がたくさん取り上げられていて度肝を抜かれた。

こういう部分で信仰者が抜けられないようにする、というのが組織が拡大化していった一つの鍵なのかもしれない。

 

出家の際には全財産を寄付するというのも、入信者から資金繰りをしてウランの採掘調達、研究施設土地の購入などに繋がっていたと言える。

 

今後はそういう団体が不正な巨大資金を持たないように新オウム法というのも制定されている。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律#:~:text=お読みください%E3%80%82-,無差別大量殺人行為を行った団体の,などと通称される%E3%80%82

 

それにしてもまだ後続の団体が以下の判決が下されている点も驚きである。(上記wikipediaより引用)

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2023年1月に公安調査庁はAlephは収益事業で得た資産などの報告を適切に行わなかったとして、再発防止処分を公安審査委員会に請求。同年2月に公安審査委員会はAlephへの意見聴取を実施したものの、Aleph側は出頭せず、陳述書等も提出しなかった。2023年3月13日に公安審査委員会はAlephに対して初めて同法に基づき、同年3月21日から6ヶ月間の寄付受領や13施設の一部や全部の使用を使用禁止とする再発防止処分を決定した。

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まさかの1800字超えだが、定期的にこの事件については調べてみようと思う。